LIFT OUR VOICES and SING

GOSPEL CHOIR


 
Tramaine Hawkinsが来日する...
Tramaineと言えば、2年前に行われたWSが記憶に新しい方もいるはず。
前回、LOVaSからも数名参加しており、その素晴らしい噂を、常々聞いていました。

今回はウィメンズ・カンファレンスの中のゴスペルWS、参加者は女性のみ、200名程度。
比較的に小規模で、終始アットホームな雰囲気で行われました。
場所は、おなじみの聖書キリスト教会。LOVaSからは5名。
その他にも、ファミリークワイアのメンバーが多数参加しました。

どこまでもしなやかに伸びる、美しい高音。繊細で、エアリー。
そうかと思えば、ダイナミックで力強い。
自由自在に操られるその声、何度もうっ~とり聴き入ってしまいます。
この歌声に、一体どのくらいの人たちが癒され、救われて来たのでしょう...

アーティストとしては勿論、女性としてもキラキラ輝いていていました。
その優雅な立ち振る舞い、華やかで女性らしいファッション。
周囲の人を温かい気持ちで、あっと言う間に、まるごと包み込んでしまいます。

このWSでは毎回、彼女直々にウォーミングアップから開始。
500名くらい入れる大礼拝堂。前から5列目くらいまでに参加者を集め、
至近距離で指導します。
ひとりひとりの、顔を見ながら、声を聴きながら。
Tramaineの表情、体の使い方を間近で感じ、見ることが出来ます。
あぁ、なんて贅沢~!!マジマジと観察してしまいます(笑)

そうです!私たちLOVaSで実践している、ウォーミングアップのひとつは
2年前のTramaineのWSで教わったメンバーが、取り入れたもの。
きちんと受け継がれています。

Head、Chest、Diaphragm(頭、胸、横隔膜・下腹)それぞれの体の部位(プレイスメント)を
使い分けて、声を出すことに重点をおいて指導をしてくれました。
各パートごとに丁寧にレクチャーします。 この使い分けを統一することによって、
2年前に教えたことの積み上げ、更なる上の"One Voice"を目指します。
(半数以上が、2年前のWS経験者のようでした。)

ゆっくりと丁寧に話し、レクチャーする彼女の姿勢からは、参加者ひとりひとりに、
真剣に向き合ってくれているのが、ビシビシ!伝わって来ます。
少しでも違うと感じたら、何度も止めて、自ら細かくディレクションし、教えてくれました。
それと同時に、20年以上ともに活動されている、キーボードのJoeからも、
厳しく音の指摘が入ることも...。

このWSでは、参加者をいちSingerとして教えてくれていると感じます。
Tramaineは、「私自身、高いお金を払って教わったのよ(笑)」と言いながら、
専門的なテクニックを惜しみなく伝えてくれます。
それから、喉に対してのいたわり方、体調管理などについても。


コンサート前日。
あるフレーズを繰り返し歌い、ステージ上での並び順を決めます。
Tramaine自ら、ひとりひとりの声を聴き、順番を決めていきます。
列ごとに聴きながら、何度も細かく入れ替え、調整。

本場では、クワイアコーディネーターという人がいて、並び順などを決めるとか。
Tramaineに、直接声を聴いてもらう機会なんて、めったにないことなのだと思うと、
今でもドキドキが止まりません...
コンサート当日も、再度時間を割き、並び順の調整が入ります。
最高のサウンドを引き出すために必要なのだと。
クワイアとして、自分自身の声に責任を持つことの大切さを痛感します。

このWS中に教わった曲、どれも宝物ですが...
その中でも、とくに深く胸に刻まれた曲。
”I Never Lost My Praise”
この曲の間奏では、彼女の自身のことが語られます。

検査で腫瘍が発見され、悪性であれば癌かもしれないと言われた。
もう二度と歌えなくなるかと思った。
手術し、患部を開けてみて、結果的に癌ではなかった、と。

途中何度も繰り返される歌詞では、こう歌っています。

私は決して希望を失わなかった
私の喜びを失わなかった
信仰を失くさなかった
でも何より
決して私の賛美を失わなかった


彼女の歌がこんなにも、多くの人の胸を打ち、たくさんの恵みを与えてくれる理由。
彼女自身の強さ、魂の美しさ、決して揺るがない神様への愛。
彼女の生きる姿勢。

彼女のすべてを捧げるものを、全身で感じることができたこのWS。
何にも代えられない宝物...。
忘れずに、歌っていこう。そう強く強く思いました。
(文:のいり ゆき)













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://lovas.blog54.fc2.com/tb.php/150-7246cbf1